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-生活と文化をメモる こころのブログ-
2013.12.28 Sat
食材や調理法のほか、各国・地域の郷土料理を最も特徴づけている要素といえば、香辛料だろう。

ベレンの地元料理に多用される香辛料は、基本のニンニクのほか、ピメンタ。そのうち、黄色いピメンタ・ド・シェイロは香りが高く、パラー独特のものという。
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そして、この3種。
左から、黒胡椒、クミン、ウルクン!
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ちなみに、ウルクン(通称:コロラウ)はブラジルの他の地域でも売られるけれど、パラーやノルデスチ(北東部)でより存在感が大きい。肉や魚を味付けする際に、塩や胡椒、ニンニクなどと一緒に、このウルクンをふりかける。最も、ウルクンは自然の着色料で、味は全くないのだから香辛料とはいえないけどね。
料理に加えると柔らかくなる、といった特別な作用もなく、どんな地元の人も「肉や魚に色をつけておいしく見せるためよ」と言い切る。「食紅」をこんなに多用するとは、パラー人の食に対するこだわりを感じたり・・・。
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ウルクンの実
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今でもアマゾン奥地に暮らすインディオが顔や身体にこのウルクンを使って、ボディーペインティングをする。食べ物にも人間の肉体にも使うお化粧品といえるかな。

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2013.12.21 Sat
日本人移住地として有名なトメアスーで出会った作品。日系婦人会の方による作品で、花器の周りに飾られているのは本物のランブータン。
 ⇒ランブータン

なんと、熱帯花と熱帯果物の融合作!
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じっくり鑑賞した後は、ご賞味もできるという画期的な作品だ。
2013.12.15 Sun
イタリア移民が多いブラジルは、ピザが人気。特にイタリア移民の多いサンパウロでは(チェーン店でない)ピザ屋が街のあちこちにあり、パウリスタ(サンパウロ出身者)の郷土食のようになっている。
ピザが独自の進化を遂げているのも特徴で、サンパウロのある店で、Pizza Japonesa(日本風ピザ)を注文したら、しめじ、しいたけ、のり、しょうゆ味のピザが目の前に出されて驚いたことがある。

そんなブラジルのピザ事情・・・ベレンでもご当地ピザがある。
ジャンブー、エビがぎっしり敷かれ、味はもちろんトゥクピー味!
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お味を試したい方は、ブラジル北部ベレンへようこそ。
2013.12.12 Thu
パラーの郷土料理でもある、魚の鍋料理Caldeirada Paraense(パラー風カウデイラーダ)は店によってだいぶ味が違う。店のオーナーまたはその奥さんの味(=母の味)だったりする。

というわけで、我が家でも究極な味を求めて、試行錯誤中・・・。
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必須の具、ジャンブーを忘れたバージョン。

キーポイントは、
・魚の下処理・味付け
・トゥクピーの種類・煮込み方法
・魚とその他の具の煮込み具合

という感じかなぁ。
初のピラォンも、ファリーニャの量、具の混ぜ具合などなかなか奥が深い!

2013.12.06 Fri
NHKでしきりに「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録された、というニュースが流れているが、時を同じくして選ばれた計14項目に、ベレンの「ナザレ大祭(シリオ)」も名を連ねていた!

ニュース要約

 今週木曜日(12月4日)、バクー(アゼルバイジャン共和国)で開かれた、ユネスコ無形文化遺産保護条約の第8回政府間委員会において、ブラジルベレンの「シリオ」がユネスコ無形文化遺産として登録が決議された。今回の追加で、ブラジルでは、以下を含む合計4件の同遺産を有することになる。
-O Samba de Roda do Recôncavo Baiano バイーア州ヘコンカヴォ地方のサンバ・デ・ホーダ
-Arte Kusiwa - Pintura Corporal e Arte Gráfica Wajãpi クシワアート-ワジャピ族のボディペインティングとグラフィックアート
-O Frevo: expressão artística do carnaval de Recife フレーヴォ:レシフェのカーニバルにおける芸能表現


ユネスコのHPより、「シリオ」について

ちなみに、日本からの「和食」の登録は、歌舞伎や能楽などに続き22件目。ユネスコのページでは、「和食」の中でも「お正月=おせち料理」が特筆すべき、と記録されている。日本の報道ではそれについてほとんど触れられてなかったけれど・・・なぜかな?
ユネスコのHPより、「和食」について

出所: ESTADÃO/Cultura 05 de dezembro de 2013
2013.12.04 Wed
ベレンで日本人のピアニストとオペラ歌手によるコンサートが開かれる。
お二人はよく知る方なので、なおさら真剣に観客しつつ撮影しつつ!

ソプラノ歌手による日本歌曲がいい!
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地元のバイオリニストやピアニストも一部参加。
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バッハやショパンの旋律は、心に迫るエネルギーがある。
西洋のクラシック音楽って、どうしてこんなに品のある高貴な音に感じるのかな。世界中にいろんな音楽があるのに不思議。
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時々、こういう音楽に触れると心が洗われるね。
ベレンの宵は、いつもより夜風が優しく柔らかい。
2013.12.02 Mon
戻りの便は、スリナムのお隣りの国、仏領ギアナの首都、カイエンヌ経由。
 11:15 パラマリボ発 12:00 カイエンヌ着(飛行時間45分)
 12:45 カイエンヌ発 14:15 ベレン着(飛行時間1時間半)

仏領ギアナの上空から地上を眺めると、鬱蒼と生える自然のジャングルが永遠と続いている。このあたりは環境保全策が厳しいのかな??あちこち、森林伐採がみられるブラジルのアマゾンでは見たことのない風景。スリナム領域も伐採があったり、道が見えたりしていたが。
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かつて「緑の地獄」と言われたアマゾンってこんな感じかな。
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カイエンヌで45分間停泊する。
新たに乗ってくる乗客は、『Le Figaro』の新聞を片手に『L'Occitane』の紙袋をぶら下げていたり、なんとなくフレンチカジュアルな服装の女性だったり。彼らからはフランス語が聞こえてくる。ガリンペイロ(金採掘労働者)のような身なりの人はいない。

フランスの香りがかすかに感じられる空港。
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2013.12.02 Mon
・・・というわけで、南米大陸でまさかのインドネシア料理!
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ジャワ移民の子孫がオーナー。インドネシア語は一切知らず、本国とのつながりもないらしいが、故郷の味は受け継がれている。従業員もジャワ系移民が多い。
地元ビール「PARBO」とともに。
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インド料理
店のオーナーはインド移民1世。今もムンバイに親戚がいて、2,3年に一度インドに帰るという。チキンマサラとアルゴビを注文。
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中華料理
パラマリボで有名な大きな中華料理店で、4~6人掛けの円卓が20台はある。従業員は、中国語と現地語しか話さない中国人と現地語とオランダ語のスリナム人。
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思いがけず、南米最小の独立国でアジアグルメツアーを堪能!

その他、オランダ系やアラブ系、ブラジル料理屋もあるという。
2013.12.01 Sun
スリナムは、1975年に独立国となった、旧オランダ植民地。
19世紀後半に奴隷解放されてからは、当時、オランダ領だった東インド(現在のインドネシア、特にジャワ島)やインドから契約移民を受け入れた。その後、中国などからの移民も増え、実は多人種多民族国家だ。

街行く人々を眺めると、黒人から、アジア系、インド系、中国系、白人とさまざま。東南アジア系(ジャワ移民)も多く、サンパウロに匹敵する(それ以上の?)多人種ぶりだ。

統計によると、
スリナムの人口は、約53万人(2012年)。
人種構成は、ヒンドゥー系37%、クレオール系31%、ジャワ系15%、マルーン系10%(元アフリカ奴隷)、先住民系2%、中国系2%、白人1%。
出所:http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/suriname/

宗教はキリスト教のほか、この南米の地で、ヒンドゥー教やイスラム教が多いという。
早速、市街の歴史地区から商業エリアへ歩く途中、立派なモスクを発見。
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信者を集めた懇親会が開かれていて、旅行者と伝えると代表のRobbert Bipat氏が親切に案内してくれる。信者のほとんどはインド系移民で、手作りの食事もインド料理が並ぶ。食事はさすがに遠慮して退散する。
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モスクの隣には、なんとシナゴーグ(ユダヤ教会)!
Bipat氏は「となりは今日はお休みだけど、平日に行けば中に入れると思うよ」と。スリナムでは、寛容な共存関係が成り立ってるようだ。
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2013.12.01 Sun
スリナムの首都パラマリボの市街地は、世界遺産に指定された地区がある。
大西洋に注ぎ込む川の河口、河岸沿いにあるウァーテルカントの住居群。ほとんどは19世紀前半~の建造物。コロニアル様式であるが、ブラジルで見慣れた建物とはだいぶ違う。
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テラスの柵が特徴的。
建築は、オランダ様式と地元様式が融合しているという。
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パラマリボ最古の建築物、ゼーランディア要塞(1667年)の脇にある旧官舎。
黒い礼服を来た男性が、今にも馬車に乗って登場しそう。童話にでてくるようなワンシーン。
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